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憧れの中途採用 公務員

銀行でも倒産するほど、経済大国であった日本の経済は低迷している。そうした中で、最も就職先として人気があるのは、やはり公務員である。再就職による中途採用でも、それは変わらない。誰もが安定した収入を、安定した仕事を求め、公務員として働きたい、と望むようになった。公務員に就職するためのハウツー本も、本屋にはたくさん並んでいる。以前の仕事が不安定であればあるほど、より安定した仕事を求めるようになっていく・・・。公務員の空残業、空出張、タクシー通勤が明らかになり、連日のニュースで流されている今でもそれは、変わりない。税金で給料が支払われている限り、決して収入がなくなるわけがないのだから・・・、中途採用者の多くが、本屋に公務員採用のハウツー本を買いに走るのだ。

中途採用 面接者から面接官へ

就職活動を始めたばかりの大学生時代・・・誰もが企業の採用担当者との面接では、ドキドキしたのではないだろうか。私は今でも覚えている、じっくり探るように学生1人1人に注がれた視線、落ち着いて感情が読めない声、体に馴染んだスーツ・・・全てが今まで接したことがない人達。大学の就職課に通って、何度も面接の練習をした、友達同士で面接官になり、お互いの長所や短所を言い合った。しかしながら、実際の面接は、友達とやりあった練習とは全く違う。面接のハウツー本に書かれているような説明なんて、1つも訊かれないではないか・・・。あんなに練習したのに・・・学生が動揺するのも無理はない。そうした緊張は中途採用にでも変わらないが、今や面接官になった私はそんな動揺を感じるのが、楽しみにさえなってきた。

中途採用で華の出版社、テレビ局へ

毎日見かけるテレビや雑誌、学生時代から華やかな仕事でそんな業界で仕事をしたい、と出版社、テレビ局に憧れたものだ。もちろん、新卒採用の時期になると出版社、テレビ局の競争率は非常に高い。中途採用で入社するにしても、経験者が優先され、なかなか携わることが出来ない仕事だ。実際は人々に娯楽を提供する仕事は、視聴率、売上部数が爪について周り、また休みも満足に取れない辛い仕事で、よほどでなければ続かない、と言われる職種であるのだが・・・。しかしその華やかさには、何時の時代も夢をはせながら社会に出て行こうとする大学生達をひきつけて止まないものがあるのだろう。確かに、多くの人の目に触れるだけあり、夢を与える仕事として憧れる気持ちは良く解る。

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